切なくなった光景・・・毛布の温もり
クロちゃんが我が家へ来る前も前
里親募集すら始めていなかった時の話です
クロちゃんは、元々去勢手術をされていませんでしたので
里親募集を始めるにあたって
6月23日に犬猫みなしご救援隊の一斉手術で
去勢手術を済ませて頂きました
その時、麻酔から覚めたクロちゃんを
タオルケットを敷いた日陰で休ませ
私は手伝いをしていたのですが
しばらくして見てみると
クロちゃんは、そのタオルケットを大事そうに抱えて眠っていました
そして、場所を移動するときにも
くわえて運び、また抱えて眠っていました
クロちゃんが元々暮らしていた家のイヌ小屋は
木でできた、ボロボロの物で屋根が飛ばないように
石で押さえてあるような小屋でした
もちろん毛布などは一切ありません
寒い冬でも、それは同じでした
雨が降るとすぐドロドロになる地面と
ボロボロのイヌ小屋・・・
それがクロちゃんの生活スペース(そう呼べるなら)でした
その狭い空間で、鎖を引きずりながら
クロちゃんは3年間、お散歩以外のほとんどの時間を過ごしたのです
そんな状況でも、クロちゃんはいつも陽気でしたし
自分が不幸だなんて考えたこともなかったでしょう
それでも
心の底では、温もりを求めているんだな・・・と
一枚のタオルケットを大事そうに抱えて眠るクロちゃんをみて
涙が出るほど切ない気持ちでいっぱいになりました
そして、クロちゃんに温もりを与えてくれる里親さんを
一日も早く見つけよう、と決心したのです・・・が
クロちゃんが私の後ろの布団で眠るようなことになるとは・・・汗
前のように、執着しなくはなりましたが
クロちゃんはやっぱり暖かい毛布が大好きです
そんなクロちゃんに、温かい愛情とお家、そして一枚の毛布を下さる
里親さんを募集中です
毛布の種類は問いませんので(笑)
クロちゃんを家族に迎えたい、と思って下さる方いらっしゃいませんか?
それにしても、ラブ系の犬はは痛みに鈍感だと聞いてはいたのですが
驚きました
クロちゃんは、麻酔から覚めて一時間後
つまり手術から2時間後くらいには
お散歩お散歩!と催促・・・(笑)
そして、「お散歩はちょっと・・・」とお断りすると
草むらにマーキングしていました(笑)
コパンなんか、次の日の朝になっても
「ボク、歩けない・・・」状態だったのに・・・!
びっくりです・・・
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