引き取り屋からやってきたブリーダー放棄の小さな弥生さん


本日は、

いつかずっと紹介したいと思っていた

西那須野いぬねこ里親会の子を紹介いたします


弥生(やよい)さんという古風な名前の

黒柴の女の子(名付け親は私ですが・・・汗)

年齢は推定10歳?もう少し若いかな?と言うところ


この子は2013年の春先に「引き取り屋」からレスキューされました

最近テレビでも取り上げられた、あの場所から・・・

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保護当時、弥生の皮膚はベタベタで、異臭を放ち

体中の毛が抜けていました

2013032816110292e.jpg


人の愛情に飢えていて

「一人ぼっちにしないで・・・」と言うように

必死にしがみ付く弥生

彼女が触れたところには

皮膚から剥がれ落ちたかさぶたと膿が混ざったものが

いたる所についたことを覚えています


そして、そんな事が微塵も気にならないくらいの

彼女の健気さを覚えています

(一緒に保護された今は亡き仁くんと・・・)

ax-378.jpg


その後、病院での検査

食事療法、投薬、薬浴・・・等々

弥生の皮膚の状態を少しでも良くするために

会の代表とみたさんは奔走しました

(薬浴中~)

20130419133657686.jpg


とにかく痒みが酷くて

鼻先をケージの隙間にこすりつけ

手足を噛み、尻尾の毛を抜く弥生・・・

(ブリーダーに放棄されたゆずと一緒に)

201303181558203bb.jpg


保護されてから時が経つにつれ

きちんとした食事と散歩という規則正しい生活を送るうち

少しずつ、ストレスから来る自傷行為は減っていきました


それでも、皮膚の痒みは一進一退


靴下を履かせてみたり、洋服を着せたり・・・

とみたさんを始めスタッフは試行錯誤の毎日


頑固な頑固な弥生の痒みは

少しづつ姿を消していきました

劇的な変化ではなくても、徐々に徐々に・・・


3年あまり経った今では

背中や耳、尻尾に真っ黒な毛が生えそろい

以前のように激しく掻き毟ることもありません


それでも、初めて弥生に会う方は驚かれるかもしれません


今でも彼女のお腹には毛が生えていません

長年痒みに蝕まれた皮膚は

ところどころ固く変質し、匂うこともあります


保護当時から比べれば

比べようもないくらい生まれ変わった弥生ですが

普通の基準からしたら、「汚い」と思われてしまうのかもしれません


美人さんで、愛らしくて、甘えんぼさんの弥生・・・


なぜ、何が彼女をこんな姿にしたのでしょう・・・

それは、今のペットブーム

彼女はその犠牲者です

そして、彼女の体をボロボロにしたのは

無理な繁殖や、劣悪な環境

でも、それだけではありません

店頭に並ぶ子犬たち

それを購入する人達・・・

そんな命を売り買いするシステムが

このような犠牲を生んでいるのです


ペットショップのショーケースに並んだ可愛い子犬達の親は

ボロボロになるまで子供を産まされ続け

最後には、「子供を産まなくなったから」と捨てられます

そして、残りの犬生のすべての時間を

引き取り屋のような

汚くて狭いケージの中で過ごさなければならないのです

誰かに助けられない限り

そこを出ることが出来るのは

命が尽きた時です・・・

20140701141512487.jpg


2013年に保護されてから

弥生は里親募集をしてきました

以前は毎週毎週里親会に参加していましたが

彼女を迎え入れてくれる家族は現れませんでした


現在は、里親会には参加していませんが

彼女は、家においで・・・と言ってくれる家族を待ち続けています


小まめなシャンプーなどは今後も必要ですが

日常生活に支障があるような疾患はありません

またケアについて、や

弥生との暮らしの中で具体的にどのような事が必要か、など

ご質問や疑問点がございましたら

里親会会場に直接いらっしゃるか

またはお問合せフォームよりご連絡ください


普通の子とは少し違うかもしれない

ケアが必要だし、見た目だってキレイではないかもしれない

長年飢えていたせいで、食への執着があります

でも、本当におとなしくて

物静かな甘えん坊

ピッタリくっ付いて抱っこされるのが大好きです

大きさは腕の中にすっぽり入るくらい・・・(*´ω`*)


弥生は、保護されるまで

狭くて汚物まみれのケージや、寒さや暑さも凌げないような場所で

過ごさせられてきました

ご飯も満足に与えられず、皮膚の治療もしてもらえず・・・

ボロボロになったのは彼女のせいではありません

人間の身勝手な欲望に振り回された結果です

弥生は小さな体で一生懸命生きてきました

劣悪な環境で、命のない‘もの‘として扱われながら

踏ん張って、必死に頑張りました

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人間が大好きで大好きな弥生・・・

犬生の後半くらいは

優しい家族に囲まれて過ごさせてあげたいと思うのです


譲渡条件や、お問い合わせは

西那須野いぬねこ里親会HPよりお願いいたします


http://tomyshouse.web.fc2.com/


未来の家族が弥生を見つけてくれますように・・・

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tag : 保護犬 里親募集 多頭飼い 譲渡会 栃木 引き取り屋 黒柴 柴犬

No title

読むのが辛い記事ですが
これは犬を飼うものとしてやはり読んでおかなければいけません
そして私にもできることがあるとしたら
ゴルを連れて歩いて
保護犬のよさを人に教えていくことです
それぐらいしかできません
気持ちだけの応援ですみません
いい家族が見つかりますように

呆れ果てます

日本人は平和でしょうか?戦争をしない国になりましたが、日本って命を考えてる国なんでしょうか?
戦時中は動物愛護も自然問題も考えてる場合でなかったと聞きました。
戦争をしない国になってはいますが「平和ボケ」してて命について軽視してるようにみえて仕方ないです。悲しみというより怒りです。
アメリカなんかはセレブな人こそ愛護団体から犬や猫を譲り受けてます。本当に情けない国だと思います!!

No title

悲しくて悲しくて・・・
どうして人間はこんなことができるのか。
家族として一緒に生きられないのなら、イヌを迎えてほしくありません。自分の子供として育てる・愛情をささげることができない人間には動物に関わってほしくありません。

今日、うちの地区の2つのシェルターでは合計で200のイヌが殺されます。毎日同じような数字です。
すべて人間の責任なんです。
悲しくて仕方がありません・・・

Re: No title

ゴルのママさんへ

犬好きであればあるほど辛いことですよね・・・
でも、目をそらしていては現実は変わらないし・・・

犬達が置かれている状況や
保護犬達のことを
自分の周囲から、広めていくのはとっても良いな、と思います☆

Re: 呆れ果てます


動物全て好きさんへ

本当に・・・
命を大切にせず、粗末にしているようでは
平和とは言えませんね

自分より小さくても、弱くても
相手を尊重し、敬意をもって接するということが
人間同士でも、動物に対してでも
必要なことではないかと思います

Re: No title


ぷにゅママンさんへ

どうしてなのでしょうね・・・
時として
人はどうしてここまで残酷になれるのか、と思います

命を大切にし、愛するということ
これほど大切なことは無いはずなのに・・・


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プロフィール

ムー

Author:ムー
ベッポ家は ブログを書いているムー(ねえちゃん)とマー(おばはん)・パー(おっちゃん)の3人家族
保護犬~元野犬モモ一家+X の里親探しをしています

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