さようならジョジョ・・・最高に幸せな1年と20日だったね
一昨日の夜、ジョジョの里親さんEさんよりご連絡を頂きました
「6月24日18時24分ごろ ジョジョが虹の橋へ旅立ってしまいました・・・」
その日の午後に起きた心臓発作が回復せず 旅立ってしまったそうです
里子に行ってから、1年と20日でした
(写真は、昨年の6月4日 お届の日)
年末に慢性腎不全と診断され
危ない状態になりながらも、病院の先生も驚くほどの復活を見せ
足に出来た血栓の影響で一時は歩行困難にまでなっても
Eさんとの二人三脚のリハビリで奇跡的に回復し
本当に本当に頑張っていました
腎不全から来る不調も落ち着き
最近はずいぶん元気が出てきた、とご報告を頂いた矢先のお知らせでした
「ジョジョは今まで本当に信じられないぐらい頑張ってくれました
ご家族と一緒にいたい一心だったのでしょう」
と病院の先生に言って頂いて
最後はお家で、ママにたくさんお話をしてもらい
「今まで一緒にいてくれて本当にありがとう」
「ママはジョジョが大好きだよ」
という言葉にちゃんとお返事をして、旅立って行ったそうです
ジョジョは本当は何歳だったんだろう?
年齢は推定でしかないので、はっきりとは分かりませんが
少なくとも10年以上、人の温もりや愛情をほとんど感じることなく
過ごしてきたであろうジョジョが
犬生最後の1年と20日を
あふれんばかりの愛情と、家族の温もりの中で過ごせたこと
Eさんにはどんなに感謝してもしきれません
専業主婦のママとほとんど一日共に過ごし
お休みの日にはパパとママと3にんでお散歩に出かけ
泊りがけの旅行にも連れて行ってもらって・・・
ジョジョはどんなにか嬉しく楽しかったことでしょう
正常値を大きく超えていたALPが、驚くほど下がったことも
甲状腺機能の数値も安定して、お薬を減らすことが出来たことも
ジョジョが満たされた幸せな毎日を過ごしていたからこそ
そんな奇跡みたいな変化が起きたのだと思います
ジョジョは前の飼い主に、ずっと外飼いをされていたと思いますから
Eさんのお宅に行ってから、大好きな家族に囲まれて過ごした時間は
それまでの犬生で人と過ごした時間をはるかに超えたでしょう
里親申し込みを頂き、お話を進めるにあたって
こちらから確認事項を送らせて頂いた時
ジョジョのママは、こんなふうにお返事を下さいました
ジョジョのママとパパは
この時の言葉通り、出来る限りのことをしてきて下さいました
そして、それはいつも、言葉以上のことだったと思います
本当に私なんかには到底真似できないほどのケアをして下さいました
そしてまた、ジョジョもその思いに応えたくて
パパとママと共に過ごしたくて、最後まで頑張れたんだと思います
保護犬を迎えようと思って下さったこと
そして、あまたいる保護犬の中から
ジョジョを見つけて下さったこと本当に感謝してもしきれません
シニアで、甲状腺機能低下症という
一生涯投薬が必要な持病を抱えていることに加え
心雑音、原因のはっきりしないALPの高数値
オシッコがいつもポタポタ垂れてしまうこと
何度もおトイレのため、お外に連れて行かなくてはいけないこと・・・
それら全てを受け入れて、ジョジョを家族に迎えて下さったEさん
近況報告で頂くジョジョの写真は
お茶目なお顔、甘えた表情、キラキラした笑顔
どれも私達には見せたこともないほど輝いた表情でした
(☆本日の写真は1枚目以外は全てEさん撮影のものです)
ジョジョのママは
今は、後悔と悲しみと寂しさでいっぱいだそうです
「ジョジョはうちにきて、幸せだったのでしょうか?」と書かれていました
私は自信を持って答えることが出来ます
ジョジョは本当に幸せでした
ジョジョもそう言っているに決まっています
悲しんでるママに
「ぼくはしあわせだよ。ありがとう!あいしてる!」って
ジョジョはお空からずっとずっと呼びかけているに違いありません
人の愛を知らず、温もりを知らずに過ごしてきたジョジョにとって
ママとパパの揺るぎない愛情と、温もりの中
旅立てたことは、どんなにか嬉しかったことでしょう
それを思う時、浮かんでくるのは
悲しみの涙ではなく、感謝の涙です・・・
ジョジョの犬生を、愛情で豊かに彩って下さって
本当に本当にありがとうございました
本当に幸せ者でした・・・
そうだよね ジョジョ?
長文になってしまいましたが
最後まで読んで下さってありがとうございました
私がジョジョにしてあげられることはもうほとんど無いけれど
皆様にお願いです
もしよろしければ、1年と20日、最高の家族の形を見せてくれたジョジョとご家族へ
コメント欄にメッセージを残して頂けないでしょうか